三味線、太鼓のような昔の演奏具。古民芸品の価値は今いくらでしょう?だいたいの買取価格と鑑定する前に絶対に知っておきたいことを紹介します
買取相場の例
※価格は骨董としての参考です
※種類によって価値が大きく変わります
尺八 人間国宝作 | |
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買取価格 400,400円 | |
![]() | 藤井治童、管楽器、琴古流 |
こちらはビンテージといってもよいほどの高額査定。人間国宝藤井治童の署名入りで本物の名作でした。琴古流と言われて、見た目こそふるさを感じさせますが、アンティークファンからは味があるとして高い評価を受けます。本物の伝統工芸品で、骨董の中でも高い評価金額がついたと言えます |
和太鼓時 蒔絵紅葉紋 | |
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買取価格 200,500円 | |
![]() | 時代和楽器、鼓太鼓、打楽器 |
小ダイコとも言われる、ややこぶりな和太鼓です。こちらは骨董として高い価値があるもので、ケースに鍵付きでした。昭和28年制作で二代目杵屋六明の署名入りのため、本物として高い価値がつきました。ケースなどに自著やサインがしてあるようなものは特に高額査定です。大きさよりは、骨董として価値があるのかないのかなのです |
三味線 細棹 | |
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買取価格 1,910円 | |
![]() | 細棹、花梨、丸打胴 |
ふつうの三味線の相場と言えます。1,000円から数千円前後が予想の価格帯です。こちらの和楽器は昭和55年なので骨董というほどの古さと味のある感じはありませんでした。しかし和楽器は値段はつきます。普通の品物、家に置いてあったもの。押入れや物置やお蔵にしまってあったものでも、捨てるにはもったいない価値です。 |
琴 | |
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買取価格 19,800円 | |
![]() | 文化琴、伝統工芸品、専用の入れ物用具 |
ゼンオンの文化琴です。年代こそ古くはありませんが、品質状態は良くて美品と言えます。使用感がすくなくて、汚れや風化や変色などが少ないと鑑定額は高くなります。和楽器の中でも琴は大型。しかし、和楽器の大きさよりはアンティーク価値や珍しさや品質状態などによります。有名な産地や作家ものなどは特に鑑定額が高いです。 |
一弦琴 台付 | |
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買取価格 41,429円 | |
![]() | 一弦琴 台付和楽器 |
長さ1メートルほどの琴を置いておく台です。和楽器そのものだけでなく、s台のような装飾品、用具などでも価値があります。こちらは珍しくて、アンティークとは少し違ったものでしたが、高品質で状態が良かったために高額査定となりました。骨董か、骨董でないかよりは査定に出してみていくらか聞いてみましょう |
雅楽 篳篥和楽器 | |
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買取価格 9,750円 | |
![]() | 日本伝統芸能、時代黒漆塗 |
笛の和楽器です。ひちりきという漆塗りの笛。これは普通の安物とは違うので、査定額でも大きな差が付きました。縦笛で長さ大きさはややおおぶり。年代物なので、風化していて見た目はボロボロになっています。しかし伝統工芸品として高い評価がついたものなら、1万円以上の値打ちがしてもおかしくはないのです |
法螺貝 | |
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買取価格 2,100円 | |
![]() | 古民具、和楽器、天然物 |
天然の法螺貝を使った楽器です。このようなものはいくつかあり、特別にビンテージになるようなものがありませんでした。アンティーク品とはものにどれだけの付加価値があるかです。特別に珍しくもないとこのくらいの値打ちです。しかし、鑑定に出してみたら付加価値が付いていたり期待は捨てずにおきましょう |
三味線のバチ | |
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買取価格 9,250円 | |
![]() | 鼈甲 |
和楽器の用具類。バチのような演奏用の道具なども捨てずに査定に出しましょう。これだけで意外なほどの値打ちになることもあります。品物がレアものだったり、価値が高いものだったなら一つだけでも1万円以上することもあるからです |
蛇味線 沖縄和楽器 | |
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買取価格 6,750円 | |
![]() | 沖縄の古民具、演奏用具ほか |
琉球王国時代の名残を残した、沖縄の和楽器です。こちらは傷があり修復歴があるような傷物。それでも売れました。値段は相場としては中ぐらいかやや低いという価格です。蛇味線の希少価値。沖縄の古い民芸品という価値がつきました |
津軽三味線 | |
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買取価格 27,450円 | |
![]() | 太棹、鼈甲撥、作家もの |
津軽三味線は値打ちもの。有名作家作品だと10万円以上の鑑定評価額が付いたこともあります。普通の家庭にあるような津軽三味線でも平均して値段は高い傾向です。日本の伝統工芸品で品質保管状態が良いものだと高く売れます |
画像落ち札
鑑定会社比較
・おたからや
おたからやは総合買取会社なので、意外なものも売れます。ただし、駅前の店舗まで来店するのが基本です。和楽器や骨董品などをまとめて処分するには大変。和楽器はやや不得意ジャンルになるので、買取拒否にならないか応相談です。おたからやは店舗数こそ多いですが、対応はお店しだい。良い評価のところと、そうでもないところに別れています。宅配出張なども問い合わせて決めます。
古美術八光堂は骨董を専門に取り扱っています。和楽器では、年代物などを引き取ります。昭和以降、平成時代などの最近に作られたものなどは応相談です。美術として価値の高いような和楽器を買取できます。一般家庭の品物、三味線やタイコなどは引き取ってもらえるのかわかりません。価値の高くてビンテージ価値のあるものを持ち込みましょう。
・バイセル
バイセルは和楽器のような骨董品。全国対応で無料出張します。(一部地域のぞく)。洋楽器から現代の演奏用具など、まずは無料鑑定。買取対応品が広いので、アンティーク品から現代ものまで査定に出してみましょう。胡弓やビワのような珍しい楽器は高額査定の期待もあります。
バイセルでは安心感があるので、出張鑑定でも安全性が高いところです。女性査定員指名などもあり、自宅整理で大量処分もできます。

比較した結果のおすすめ! | ||
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メール査定→宅配買取 | スピード対応 | 年配の方向け |
ネットで評判のお店 | 女性査定員指名有り | プレミアムな対応 |
もっと詳しい買取比較ランキングこちら |
鑑定先どこがいい?
東京の買取店がいいか?それとも他のところを探して、横浜?銀座?新宿がいいかと迷うよりは出張鑑定にしてしまうのもよいでしょう。無料なので、送料や交通費などはかからないからです。
大阪、名古屋の骨董店。どこが違うのでしょう?他店を探し回るよりは、出張鑑定が便利。持ち運ぶと、破損のリスクもあります。壊してしまうと、せっかくの和楽器の査定額も大幅に下る。下がってしまうよりは、出張査定のほうが安全と言えます。
地元の会社よりは、安心できる会社を選びましょう。出張鑑定でも安心できるところと、できないところがあります。クーリングオフ対応で、押し買いや強引な買取をしないところです。
当サイトでおすすめを比較しました。和楽器、洋楽器、ギターのような今の現代的な演奏楽器などもどこで売るといいのでしょう?
和楽器は付属品、周辺機器なども売れます。仏具のような演奏にまつわる道具などでも買取できます。一点だけよりは、楽器や骨董的な価値があるものをまとめて売るとよいでしょう。アンティーク品はボロボロで破損があってもお値段はつくことがあります。