お銚子、ぐい吞みと呼ぶこともありますが、どれも酒器ですね。価格差も激しいものです。高く売るにはコツがいります。価値・鑑定をご紹介します。
種類・価値
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画像提供 三浦古美術WEB 備前焼工房Hekizan
骨董品の価値は鑑定で分かります。時代が古いものが価値が高くなるでしょう。普通の食器やとっくりでは価値が低くて値段が付かないこともあります。しかし、買取点数が多くなれば高くなります。美術商では引き取り処分しないものでも買取店なら換金できます。
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[chudan]
価格相場
[tusinbo]
「徳利」 | |
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平均買取価格 10,546円 | |
価格帯 | 件数(割合) |
~20,999円 | 7,137件(89.8%) |
21,000円 ~41,999円 | 443件(5.5%) |
42,000円 ~65,999円 | 169件(2.1%) |
66,000円 ~100,999円 | 99件(1.2%) |
101,000円 ~230,999円 | 58件(0.7%) |
231,000円 ~4,889,999円 | 34件(0.4%) |
合計 | 7,940件 |
徳利には骨董品になるものと、価値の低い普通のものがあるんです。おもちゃもあるから注意!アンティークでなくても、普通の家庭の品物でも値段はつきます
「骨董 徳利」 | |
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平均買取価格 4,550円(一か月) | |
価格帯 | 件数(割合) |
~9,999円 | 408件(72.9%) |
10,000円 ~19,999円 | 72件(12.8%) |
20,000円 ~29,999円 | 22件(3.9%) |
30,000円 ~42,999円 | 26件(4.6%) |
43,000円 ~70,999円 | 20件(3.5%) |
71,000円 ~526,999円 | 11件(1.9%) |
合計 | 559件 |
価値の高い本物の骨董品は少ないのです。その中でも高額な価格になるのは一部だけなのです。古いというだけでは価値が上がりません。どんなものでも買取できる会社でなら売れるでしょう
■骨董店徳買取相場例
2,000~150,000円
買取どこがいい
骨董品は価格の付け方が独特です。1,000円から100万円まで鑑定士しだいなのです。
とっくりでは有名作家のもので数十万円出たこともあります。しかし、これが贋作の疑いがかけられると大幅にマイナスです。厳しいプロの目からすると価値が下がりかねないのです。有名な古美術商では買取拒否もあります。徳利は生産地や年代だけでは決まりません。売れる所なら出所不明の傷ありでも売れます。
お店の選び方で買取価格は決まります。最近ではインターネットを利用した買取店も増えてきました。ここでは24時間受付で、高価買取を出せる仕組みを持っています。
手数料が高い所はNG!
出張鑑定が便利!
全国(一部のぞく)がベスト!
断捨離、遺品整理は買取店がおすすめです。買取対応品が多いので、骨董の徳利から壺・茶道具・美術品はなんでも売れます。他にも高価なものもまとめて買取できるので便利です。
普通の焼き物、食器、作者不明、箱や鑑定書なしでも売れます!自宅整理や断捨離で予想外の大金になる人もいます。骨董買取比較ランキングをご参考ください
[kaitorisell]
処分先・出張買取
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- 古美術商
- 骨董品買取店
- リサイクルショップ
- 廃品回収業者
- オークション出品
徳利は需要も少なく、高額なものも少ないです。美術商は価値の高いものが専門です。一般的な品物は買取店やリサイクルショップが最適でしょう。一般家庭の食器や酒器でも値段は付きます。処分先が重要なのです。
フリマやネットオークションが流行ですが、なんでも売れるわけでもないのです。特に骨董品では安いものは売れても、高額商品は売れにくいでしょう。見る目のある人からすると、偽物や価値の低いものはわかるからです。
特に注意したいのは持ち運びのリスクです。焼き物は移動するときに割れたり傷をつけてしまいやすいものです。20cm前後の大きさですが、持ち運びするよりは出張買取が安全なのです。
鑑定料、手数料が無料の買取店はメリットがあります。骨董店や古美術商の鑑定料は高いからです。買取対応の幅の広さ、大量処分に向くことから考えても買取店がおすすめです。出張鑑定ではそのまま不用品を一括処分できるので大変便利です。
高く売る方法
[takaku]
古美術商やアートディーラーは手数料を取ります。通常10%から20%の手数料です。年代物で高価な骨董品なら手数料だけで数万円以上になるのです。買取価格はリサイクルショップや買取店なら安くなります。その分だけ買取価格が上がるということです。
骨董品は高く売るのが難しいものでもあります。高く売るには美術的な知識が必要なのです。日本の焼き物・酒器は、日本の骨董が高く売れる市場に持ち込まないといけないのです。
一般の人がオークションやフリーマーケットで売るなら相手しだいです。美術商や収集家には売れなくても、買取店では売れることがあります。普通のご家庭にある徳利やお銚子。これでも値段は付きます。ノーブランドで本物か偽物か区別が付かなくても売れるのです。
鑑定・見分け方
[kantei]

島岡達三 松田華山 中村六郎 幹山伝七 中里隆 森豊二 朝日豊斎 中居靖 伊勢崎 山根清玩 藤井錦彩 山田 孝夫
※有名作家で鑑定評価額が変わります
徳利は安土桃山時代の頃が多く製造されました。その歴史は古く、日本の中世期ごろから登場します。酒器ですが、茶懐石でも使われて格式の高いものなのです。江戸中期から明治以降までありますが、古い年代ほど価値が高いと言われています。
日本の焼き物には陶器と磁器があります。紋様の描き方も重要な鑑定ポイントです。色味や年代の風格なども評価対象になるでしょう。焼き物は見る人の価値観でも決まります。見る目のある人、収集家は減ってきています。鑑定方法も人によっては違いが出るのです。
価値の高い骨董品は鑑定が必要です。なぜなら偽物や贋作も多いからです。しかし偽物でも値段は付きます。骨董品は課税対象になり、相続税の対象にもなります。換金できるものはお金に変えておくのも方法のひとつです。
徳利やぐい呑は手に入りやすいものでもあります。土の味の違い、手触りや持ちやすさなどが鑑定のツボなのです。伊万里や備前や丹波などが良いとされています。
[yakimono]