古い陶器は鑑定が難しいものです。鑑定での評価しだいで数千円から10万円以上まであります。高く売る方法と価格例をご紹介します
価格例
人間国宝、文化財になると鑑定額が100万円以上もあります。古い陶磁器は見た目が悪いもの、傷や欠けがあるものもあります。しかし傷ありでも高額査定例はあるのです。
陶器で作られたものは、茶碗や壺ではなくても買取ができます。年代物の置物、酒器なども鑑定してみるとよいでしょう。
土器 | |
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平均買取価格 10,998円 | |
![]() | 縄文土器 弥生土器 日本最古の陶磁器 紀元前のものは鑑定額が高い |
須恵器 | |
平均買取価格 16,063円 | |
![]() | 5世紀の古墳時代頃に作られた 希少価値があり買取価格も高い傾向 |
古伊万里 | |
平均買取価格7,131円 | |
![]() | 陶磁器の中でも人気で海外コレクターもいる(オールドイマリ) 値段は手頃で10万円以上の鑑定額はやや少ない |
古九谷 | |
平均買取価格 30,305円 | |
![]() | 日本の陶磁器の中でも歴史が古い 外観が派手できらびやか 高価な陶磁器が多い |
朝鮮 | |
平均買取価格 9,925円 | |
![]() | 朝鮮神羅時代 高麗時代など朝鮮古美術 青磁や磁器等 収集家に人気があり高額査定が多い |
中国 | |
平均買取価格 11,416円 | |
![]() | 唐物 明・清朝時代の中国古美術 日本の陶芸の基盤となった 高額例が多い |
写真画像 三浦古美術WEB
古い陶器売り先どこがある?
古い陶器は壊れていたり、ひびが大きいと買取はできないです。なんでも売れるという宣伝ですが、実際売れないものも多いんです。100円で納得なら売ればいい、フリマだってだれも欲しがらないでしょう(笑)
骨董に詳しくもない店はよくある。ただウンチクが長くて、鑑定も3・4時間かかるところもある。結局は高く売れればいい。古い陶器は本物かわからないわけで、こっちがいくら力説しても安ければ安いまま。ほかをあたってみてもいいが、鑑定額が低いのには理由があるし、どこでも安い
骨董品はネットでも売れるんですね。古い陶器は高く売りにくいです。相場を考えるなら、かんたんに買取店で処分したほうが賢明ですね。
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古い陶器高く売る方法

骨董売れないもの比較
古い陶器といっても、昭和初期や明治・大正時代の陶器は価値が低いです。
高価買取の骨董はそれ以前の江戸時代より前の年代です。
戦後や昭和、平成時代の古い陶器は、骨董品とは呼びません。10年程度前ではアンティークにはならないです。
デパート品や百貨店の陶器を高く売るなら、売り先が重要です。
美術商はもちろん美術品を買い取ります。
骨董店で3000円の陶器を売るのも店主が何というか想像してみてください。
廃品回収業者ではないです。
リサイクルショップはもとが1000円のものでも処分できます。
骨董買取店でも、対応品が広いです。
最近はゴミが有料回収なので、
100円でも処分できれば、実質お得といえます。
もちろん安いと思っていたものが、
予想より鑑定額が高くなることもあるのです。
1点よりは10点、30点と大量処分すると
合計金額も高くなります。
断捨離できない人は運勢や預金も少ないと言います。
お金や物を有効活用できないのです。
美術品も時価価格なので、
高いうちに売るのが良い方法ということです。
陶器は人気も下がっているので、
置物や像など骨董価値のあるものは
全部処分しても損はしないでしょう。
インターネットからでも買取申し込みができます。
重い陶器や焼き物は出張鑑定で現金化できます。
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古い陶器鑑定のポイント
古い陶器は焼き物全体のことを言います。プロの鑑定士、焼き物の職人からすれば①陶器 ②磁器 ③土器 ⑤炻器 ⑤その他 に分けれらます。陶器の種類や年代、窯などから鑑定をします。
もちろん普通の人が売買するときは、年代や産地などよりも別の基準です。蚤の市やフリーマーケットなどは自由に価格を決めます。見た目や美しさだけで高い値段をつけたり、「その日処分してしまいたい」という理由で安くしたり高くしたりします。
古い陶器といえば、縄文時代の土器から日本の中世時代(平安・奈良時代ごろ)などから始まっています。このころの陶器は出土数は限られますが、高い値段のものばかりではないです。偽物や質の低い骨董も多くあるからです。鑑定士でも「本物か、偽物か」でだまされたり、間違うことがあります。
ベテランの骨董マニア、コレクターでも目利き次第なのです。美術品は時価など、定価も相場もない世界です。なんでも鑑定団のように意外な高額査定が出たり、希望額の10分の1以下ということもあります。年代が古いものは、炭素の年代特定やその他の測定方法もあります。特別な機械を使うため、普通の骨董店や買取店では使われないでしょう。古い陶器の鑑定額は、実際にみてもらって決まるのです。
中国の骨董、唐物などは贋作も多いと言います。日本の鑑定士では中国や朝鮮、欧州の知識が不足しています。外国専門の骨董店もありますが、少数派です。買取対応品が多くて、平均的に高く売れるのは買取店です。
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